クッキーが突然、片側に傾いて立とうとしても、転ぶ。体のバランスも保てない、
歩けない上に、体は反って、自分ではどうしようもない状態に・・・。
舌もデローンと出ているし、呼吸も荒々しくなっていました。
その日は、いつも行っている病院の休診日である日曜日でした。
私は仕事で、パパは家にいました。
パパから「クッキーがおかしい!」とパニック状態の電話がありました。
病院は休み、休日診療所はかなり遠い。どうしよう。
診てもらえる病院を探すしかない!と思い、パパに言ったのですが、
パパはもう大パニックでした。
それから私は、大慌てで病院探し(もちろんスマホで)
意外と家から、車で5分の所にありました。
診療時間まで何とか、家でパパに見てもらって、仕事はほぼ定時で切り上げ
ダッシュで家に帰りました。
パパからクッキーの様子がおかしいと連絡をもらってから、
気が気でなく、脳梗塞、脳腫瘍、脳出血?半身不随になったらどうしようと
不安で不安でたまりませんでした。
そして大急ぎで病院へ駆け込みました。
初めての病院で、ドキドキして、受付でクッキーの生年月日や症状などを
細かく伝えました。
待っている間、この病院では、たくさんの先生と動物看護士さんがいることや
診察室も数室あること、病院施設として充実していることが、
待合いのモニター動画からわかりました。
しばらく待っていると、「○○クッキーちゃん」と呼ばれ、診察室へ。
若い優しそうな男の先生でした。
受付で話した症状は、すでに先生に伝わっていて、更に問診を受けました。
動物看護士さんがクッキーの体を支えてくれて、診察が始まりました。
私はもう高齢だから、脳に何らかの病気や障害が出ているんじゃないかと心配で
たまりませんでした。
すると先生は、クッキーの目をみて
「あぁ~ 目が揺れていますね。今の状態は目が回っているんです」と
クッキーの体を回転させながら、更に目の揺れの向きを見て、
私たちにも確認させてくれました。
そして先生は診察室にあるホワイトボードに書きながら
すごく丁寧に病状を説明してくださいました。
前庭疾患で三半神経に何らかの問題が生じ、わかりやすく例えると
ひどい船酔いの状態に陥っているとのこと。
原因は
①外耳炎や内耳炎からくるもの
②脳に腫瘍があってそれからくるもの
③それ以外の特発性のものとの説明がありました。
ひとまず今日はステロイドと鎮痛剤の点滴します。
入院する子もいるし、毎日点滴に通う子もいる。
症状が落ち着いてきたら、内服薬に移行して、経過を見ていくことになりますということで、クッキーは毎日点滴に通うことになりました。
ご飯は食べられないと思うけれど、もしも食べたそうなら、
食べられるだけでとのことでした。
今後自分でご飯が食べられるかが心配な要素で、衰弱してくる可能性もある
ということも言われました。
クッキーが自分で動こうとしたら、バランスが保てずに転んで、
体や頭をぶつけないように注意してくださいとのことでした。
クッキーはしんどいからか、診察台で動かずにじっとしていました。
点滴を終えて家に帰ると、呼吸の荒々しさはとれていました。
恐る恐るおやつのビスケットを口元へやると、食べてくれましたが、
無理をせず少しだけにして寝かせました。
ナナもさすがにクッキーの一大事と気が付いているようで、
クッキーを気にしながらも大人しくしていたように思います。
